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もうひとつの姫路
八幡山16方位の北西線上に存在する「姫路」⇒16方位図
鳥取県八頭(やず)町姫路
扇ノ山のふもとの姫路は、戸数二〇軒ばかりの集落で、安徳天皇の亡くなった所という平家伝承がある。
それ以外に何もない集落だが、この辺りの地名は正に奇妙で、播州の姫路とよく似た地名がある。
安徳天皇を葬る上岡田神社。祭神はと大山祇命。
この上が安徳天皇を葬ったという場所。古い五輪塔が無数に並んでいる。
姫路地名のほかに、
妻鹿野・諸賀(おが・もろが?)、それに、大嶽山の大のない「嶽山」。
姫路の集落の奥まった所に二つの小高い山があり、幡の山と幡平という。
山のいわれは源氏平家の争いから来ているとされるが、これはアイヌ語にある言葉である。
「ハタヤマ」はアイヌ語でパ・タ・ノヤ・オマ(pa-ta-noya-oma)であり、意味は「頭・の方・ヨモギ・ある」、
つまり、「上にヨモギがある」という意味になる。
「ハタヒラ」も ハッ・タ・ウシ・ピラ(hat-ta-us-pira)で、 「いつもブドウを取る崖」の意味がある。

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不思議の古代史