●亀石と蛙石 もどる
亀が亀を指し示す!!魅惑を秘めた芸術方位石「亀石」
前面から見ると2体の石を並べた方位石である事が分かる。
方向は東西を指し亀の首は東を指している。
さらにー、
殆どの方は気づかないと思われるが亀石と通路を挟んでもう一体の方位石がある。

かなり痛んでいる上に数年前の台風時に倒れたらしい倒木が石を覆っている。
ただし、コチラは亀の格好はしていない。直線状に石を並べた方位石であり、
南東方位を指している。
●蛙石と命名された方位石
亀石から程近い場所にある石で、コチラは「蛙石」と名づけられた方位石があり、2体ともしっかりしている。ーが、どうもこの石はカエルではないようだ。
通路脇にある蛙石と名づけられた石。
光線がまばらでちょっと見にくいが、右手を頭に見立てるとカエルがつくなんでいるように見える。
だがどうもそうではない。
頭は石の左手で、寝そべった亀が左へちょこっと首を突き出している図で右端に尾っぽがついているのでは。つまりこの石は、カエルではなく「亀」を表しているのだ。この石は西、または、東西両方向を指していると思われる。

通路からわずかに降りた斜面にある2つ目の方位石は3メートル余りの巨石。
コチラはカエルと言うよりは亀の姿に近い。亀の頭は
南東方位を指している。
■供養碑
この直ぐ傍に●南無阿弥陀仏と掘り込まれた石がある。
文字はちょっと確認できない。
◆これはかなり後世に作られたもので上の方位石とは時代が異なる。
ただし、石は縦長の四角形で単に置かれているのではなく、正面・側面は正確に東西南北に沿って立っている。
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