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※現代での言葉遣いは、二文字三文字で表わされが、
古代にさかのぼるほど、一文字で表わされた。

■国を意味した古代用語
ラ(羅)マ(間・馬・磨・摩)ヤ(屋・野ー耶)ナ(那)
ツ(津)ソ(所)コ(処)リ(里)タ(田)ヒ(毘ー比・日)
ス(シュウ・州)カ(家)

・これらの発音に充てた漢字(当て字)。
・毘(ヒ)…田畑・山・川などが連なる」の意味がある。
・津…重要な場所」の意味があり、港(みなと)のある国の意味になる。
・「国」の漢字は中国生まれ。日本では八世紀頃から使われた。魏志には国が使われている。
・カ(家)は、最も小さな集団の単位。江戸時代のトップも「将軍家」である。

■国に関した用語
フ(府)…中心。
ト(戸)…入り口。
サカ(逆)…裏口。
ア(亜・阿)…アイウエオ五〇音の始まり、最初という意味。
オ(尾)…オ=ヲでアイウエオ五〇音の最後、終りという意味。

キリ(霧)…ピン・キリのキリで終りの意味。
ピン…始まりで、ヒ=始まり(ンには意味がない)
イン(殷・出雲)…=イの国(ンには意味がない)=始まりの国
インド…イン戸=イの国の入り口(ンには意味がない)
シマ…島の漢字だが海にある島ではない。ヤクザ用語。(神から預かった)領域=国。

■ホキ用語
ホ…始まり、一番目。事例=誉田・伯耆国
キ…終り。事例=紀国
ホキ…終りで始まり。事例=伯耆国・宝記・保木
アキ…アウンのアとホキのキで、終りで始まり(ホキと同じ)。事例=秋田・葦北
サ…二番目。事例=若狭、左大臣、大佐/穂之狭別島(ほのさわけのしま)
■地名

奈良(ナラ)は、那羅(ナラ)で「国々」という意味。
阿蘇(アソ)は、ア所で「アの国=一番最初の国」の意味。

但馬(タジマ)は、タジ間で「タージ国」。
飾磨(シカマ)は、シカ(鹿)間で「火明命の国」。
須磨(スマ)は、ス間で「ス国」。スは清(スガ)の宮媛。

薩摩(サツマ)は、サツの国。サツはマレー語で一(いち)。一の国。(邪馬壱国)
播磨(ハリマ)は、ハリの国。ハリはバーリー語で書かれた南伝仏教経典を指す。

エヂプトは、エ地府戸で、エ国の中心の入口。
エチオピアは、越智阿皮亜→エ地尾毘亜で、エ地の初めから終り=エ国=エ津=越。
■特殊地名

●だるい/「怠い」(だるい)懈い/疲れや病気などで、からだを動かすのがおっくうである。かったるい。「高熱で全身が―・い」しまりがない。ゆるい。のろい。不十分である。

●なるい/なる・い 【緩▽い】なまぬるい。ゆるやかである。なだらかである。〔主に西日本〕

■地名 ダルがナル  がダルかナル(ガダルカナル)

●ぴら/(アイヌ語)崖 (日本語)平(ヒラ) 事例=八幡平・御所平・太閤平(タイコウガナル)
●みど/神社の古語、漢字は当て字、山所・水門・水戸・三和(ミト)
■各地の方言
日本に方言がある事はご存知だろう。
有名なズーズー弁は東北と思われているがそうではなく、日本の各地に残っている。
数字の「七」を「ひち」と発音するのは関西に多く、「質屋はヒチ屋」、「布団は敷く⇒ヒク」と発音する。
京阪電車の「七条駅」は「ヒチ条駅」、更には「職員室」を「職員ヒツ」などと云う。
質屋を「ひちや」と呼ぶのは、大阪、名古屋、京都、広島、松山などにあり、茨城では「七夜」を「ヒチヤ」
と発音するし、関西の一地方では今でも「お七夜」を「おひちや」と書くという。
これは江戸時代からあり、『江戸語大辞典』には、「ひちじ(七事)」「ひちめんどう(七面倒)」「ひちりん(七厘)」の項目があり、いずれも「しち~」の訛と書かれている。

●発音で聞くと分かりやすいです⇒方言VTRサイト

■方言が地名になっている

そして更に、このズーズー弁発音がそのまま漢字表記されて、各地の地名になっている。これを知らないと古代史は解けない。
一例
・ザ行とダ行の区別がつかない
元は敷草(しぐさ)→四草(しそう)→宍粟(しそう)
  
敷草(しぐさ)→じぐさ→ぢぐさ→千種・千草(ちぐさ)
・キとヒが区別できない(元は鹿児島弁)
キシュウ→紀州
    →キシ→キヒ→吉備(きび)


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