日本書紀は当初の日本を、「豊葦原千五百秋瑞穂國」と記載しています。この長い名前は神の名前と同様に、複数の国々を羅列していることが分かりますね。
豊/葦原/千五百/秋/瑞穂国の五ヵ国です。
一般に、豊(とよ)の国は九州北部の国東半島(大分)のことであり、葦原(あしわら)は出雲地方(島根)とされ、以下、千五百は「ちいほ」で周防(すふぉ)、秋(あき)は安芸(あき)、瑞穂(みずほ)は美作の国とされています。
(この詳細は、冊子・神代の残像を参照してください)
ここで重要ポイントは、葦原の国です。
他の国々の扱いとは異なり、ここでは、アマテラスによる葦原中国平定が行われているからです。
このことから、神々の住む天上世界・高天原に対して人間の住む日本の国土とも、高天原と黄泉(よみ)の国の間にある世界で日本の国土のことなどとも云われていますが、これでは他の国名が説明できません。
また、一般的には島根・出雲の事とされていますが・・、この葦原中国のどこが出雲なのでしょうかー?
|
ところがー、
この「葦原」には、あるひとつの国名が明確に記されているのですよ。これが今まで、なぜ、読み解けなかったのかー。
日本のピラミッドラインを追ってくると、これが簡単に読み解けて来るのですがー。古代史冊子「姫の国の道標、および、神代の残像」には、これが何と記されているのかを読み解くヒントがありますがー、 |
葦原・葦原中国の表示そのものが、ひとつの国名なのです。さて…、既存の知識で、果たしてこれが読み解けるでしょうか?
|
ヒントです/「あしわらのなかつくに」は一般にフリガナされている読み名です。これは、単に現代の読み方をそのままフリガナしているに過ぎません。
原文は、豊葦原千五百秋瑞穂國、そして、葦原中国 です。
フリガナを読むのではないー、漢字を読み解くのです。 |
|
※古代史冊子の姫の国への道標、および、神代の残像(続・姫の国への道標)をお読みになった方は、これが分かるはずです。ただし、この回答そのものが記されているわけではありません。読み解けるようになります。 |
No4神代の残像で解答が出ます |