●解けますか?不思議の16方位図
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地図上の赤文字は古事記の冒頭、国生み神話に現われる14の島、および、国々です。
国生み神話ではアワ島(淡路島)を生んだあと、次いで大八島を生む。
大八島とは、アワ(徳島)・イヨ(愛媛)・隠岐の島・ツクシ(筑紫・九州)・イキ(壱岐の島)・ツシマ(対馬)・サド(佐渡)、そして、大倭豊秋津島(大和)の八島。
その後に生むのが六つの小島である。
六つの小島は、吉備の島・小豆島・大島・姫島・五島列島・男女群島の六つに比定される。
黒文字は、竹内文献に記載されている古代天皇の陵墓が作られたと言う山々です。この中心に位置しているのが八幡山です。
八幡山の方位石
八幡山の方位石の指す五方位の山々は、すべて竹内文献に記された山々だった。
東北方位の日室ヶ嶽は、元伊勢ともされる京都府大江町の皇太神宮内宮にある山である。

竹内文献・上古十五代三世の条にー、
「豊雲野根天皇 天越根中王皇后 丹波別国伊勢ニ葬ル」と記されている。

さらに、東北方位の彼方、石川県の宝達山には奇妙なモーゼ伝説があり、モーゼの墓があるとされる山である。
竹内文献・ウガヤ朝三十一代の条にー、
「橘媛(タチハナヒメ)天皇 即位三〇八年 ケサリ月篭八日 四八一歳ニテ神幽ル 宝達山ニ葬ル」と記されている。
そのほか、西方位・島根県の三瓶山、東方位・滋賀県の比叡山、南東方位・奈良県の釈迦ガ岳、南南西方位・四国徳島県の剣山など、いずれも竹内文献に記された山々なのだ。

高千穂

最期の南西方位・九州宮崎県の高千穂の峰では、
竹内文献・上古二十五代の条にー、
「天津彦火火出見(ホホデミ)天皇 即位五〇万年 シハツ月立一日シテ 奇日根国高屋山大宮遷都 万機親裁セシム所ヲ 高千穂ト云フ」
高千穂は、記紀では高天原とされ、過去千三百年にわたって日本民族発祥の地とされてきた山である。

この記述は、都を遷都して高千穂と呼んだという内容だが、この条の最後にこんな記述がある。
「イヤヨ月円六日 神帰坐高屋山葬リ 八幡ノ神ト奉勧請」
ホホデミ命は、記紀では、海幸・山幸で知られる竜宮伝承の山幸彦のモデルである。
このホホデミ命が三月十五日に崩御され高屋山に葬られたと記す。

八幡山は竹内文献には載っていませんが、なぜ、このような地図が出現するのか・・、これが不思議の古代史のスタートでした。
◆これは、現在の地図上で求めた現在の東西南北であり、紛れもない事実です。
・・・つまり、否定できません。
◆偶然・・と考えるには数が多過ぎます。
さらにこの地図からは・・、
◆日本の古代史をくつがえす材料が多く含まれています

⇒古事記は冒頭の国生み神話で、作って流した島が二つあります。この二つの島が現れます。
⇒そして、イザナギとイザナミが最初に降り立ったオノゴロ島・・この所在地も古事記に記されています。

このベースとなるのが酒井勝軍のピラミッド説です。

酒井のピラミッド説はアカデミーからは偽書・偽説とされていますが、現実の事実として見られる以上、それを検証していないアカデミーの方がまちがっていることになります。
日本のアカデミーは政権に迎合した歴史しか認めていない…、つまり、事実を伝えた歴史ではないということです。。

ここまでの詳細をまとめたのが第一巻の初心者版です。
兵庫生野の八幡山の巨石遺構の概要と日本のピラミッドと言われている山々、および、当サイトで調査した兵庫県の磐坐山の案内が掲載されています。
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不思議の古代史