カゴメ唄のなぞ
奈良明日香村の「石舞台古墳」、すなわち、
蘇我馬子の古墳とされる後ろからの正面。
見たとおり、右の石は「亀」。
左の石は注意深く見なければ解けませんが、「鶴」の頭です。
この形の石が「鶴石」と呼ばれて、各地の山上や神社にあります。
一例ですが⇒兵庫・伊和神社の「鶴石」

カゴメの唄は、「鶴と亀がすべった」と謳っていますが・・、
「すべった」とは、滑って転んだのではありません。
「統(す)べった」・・、つまり、「統合した」のです。

石舞台古墳は、鶴石と亀石の合体した磐坐であり、
これが示唆しているのは、「民族の合体」であり、
四角錐のピラミッドと日本の円形ピラミッドの合体・・、
つまり、前方後円墳の象徴でもあると云えます。

亀が六芒星を表わしているとすれば、鶴は五芒星を表わし、それはウガヤ・フキアエズを表わしています。
ウガヤ・フキアエズの象徴は、「鵜」です。

竹内文献に「鶴ヶ城」と書いて「ウガ城」と読んでいます。
すなわち、鶴石はウガヤ・フキアエズに代表される民族・・・日本に先に渡来していた民族。
六芒星の亀石は、後からやって来た天孫族・・・これが「ヤハウェの民」とされる神武天皇以降の渡来民族。
「大和の国」とは、「ヤハウェの国」という意味になります。

六芒星の六と五芒星の五が合体すると合計は十一。
それはすなわち、陰陽道(裏神道)の「迦波羅」(カッバーラ)、すなわち、ユダヤ教神秘主義のカッバーラの中心となる思想、「生命の樹」の図を表わすことになります。
「生命の樹」⇒コチラで参照してください。

「大和の国」=「ヤハウェの国」は、理想の楽園として創られた国・・ということになるのですが・・・。

全体の流れから理解していただくには・・

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不思議の古代史