京都の古名・「山背国」
日本の歴史家が山背国の意味は、当時の都・奈良から見て、山の背にあった国と説明していますが・・、
これは「南西の国」という意味です。

この地名は、京都から見て東北方位にあった場所から付けられた地名です。
※高知南部・宮崎南部の海岸べりで産まれ育った方なら、簡単に分かるはず・・・
これは現在にも生きている事実です。

この詳細については⇒まず、コチラをご覧ください。
山背国とは、「ヤマゼ」の国、
つまり、南西の国だったことがお分かりいただけたでしょうか。
この言葉は、そのまま現在も高知・宮崎で生きているのですよ。


●さらに、もうひとつ・・・
日の国は「飛騨」、月の国は「四国徳島」
これは、竹内文献の記載です。

竹内文献には、飛騨が日玉の国であり最初の王宮が築かれたと記されおり、
四国剣山のことを「京桂山」と記しています。

「京桂山」の「京」は「都」の意味です。
「桂」には月がイメージされます。

桂男(かつらおとこ・かつらお)とは、中国古代の伝説で月に住む男。
月の兎と同様に、もとはインド説話が中国を経て伝わったものだともいう。
中国唐代の古書『西陽雑俎』によればー、
桂男は西河出身の人間で、性は呉、名は剛。仙法を学んだ罪で、月にある月宮殿という大宮殿で500丈(約1500メートル)もの高さの桂の木を刈っているといいます。
和歌山県東牟婁郡下里村(現・那智勝浦町)に伝わる伝承では、桂男は妖怪の一種で、月の住人であり、雅やかな名前を持ち仙人のような性質で絶世の美男子の姿をしているといいます。

これらの説話からみると「京桂山」とは「月の都」の意味を持ち、月とは四国を指し、その都が剣山にあったことになります。

兵庫南端に「京見山」という名の山があり、
この山の名称由来が、「都の戦の炎が見えた」ことからついたと云います。この位置から京都や奈良の都は絶対に見えません。
見えるのは瀬戸内海を隔てた四国、剣山なら見えますが・・・。
風の名地名の詳細は new

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不思議の古代史