●マンガで入る日本の古典/歴史
吾妻鏡
吾妻鏡(上)―マンガ日本の古典〈14〉中公文庫 竹宮 恵子 (著) 価格: ¥620 (税込) 以仁王、源頼政の挙兵から六代将軍宗尊親王の京都送還まで、八十年余りにわたって鎌倉幕府の事蹟を記す『吾妻鏡』。変則的な漢文体で書かれたこの公用記録書を、コミック界きってのストーリーテラーが物語化。躍動感あふれるタッチで中世武家社会を描き、源頼朝の実像に迫る。平成九年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞。 new 古典マンガはこちら

太平記
太平記〈上〉―マンガ日本の古典〈18〉  中公文庫 さいとう たかを (著) 価格: ¥620 (税込) <ほかに 中-¥620  下-価格:¥620>後醍醐帝による鎌倉倒幕、建武新政とその挫折、足利将軍の誕生―。半世紀にわたって社会の諸階層を巻き込み、きわめて広い地域で展開された未曾有の動乱を、劇画の第一人者が迫真の筆致で描く。『平家物語』と双璧をなす軍記物語の一大傑作。平成九年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞。 鎌倉時代はこちら

雨月物語―マンガ日本の古典〈28〉  中公文庫 木原 敏江 (著) 価格: ¥620 (税込) 畏るべきは人の心。深い情愛のかげに潜んだ執念が織りなす妖美怪奇の現象―。流麗な雅文で綴られた上田秋成の怪異小説集から「菊花の約」「浅茅が宿」「吉備津の釜」「蛇性の婬」の四篇を収める。木原敏江の巧みな人物造型を得て抒情豊かに蘇る不可思議の物語。平成九年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞。 new 怪談―マンガ日本の古典〈32〉  中公文庫つのだ じろう (著) 価格: ¥620 (税込) 雪おんな、耳なし芳一、ろくろ首―小泉八雲=ラフカディオ・ハーンが、日本の古典文学を渉猟し、民間伝承を採集して明治の世に蘇らせた怪異譚の数々。『怪談』『骨董』などの著作から、オカルト漫画の第一人者つのだじろうが必読の15篇を厳選して贈る決定版八雲作品集。平成九年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞。

信長公記―マンガ日本の古典〈22〉  中公文庫 小島 剛夕 (著) 価格: ¥620 (税込) 海外の新しい事物に好奇の心を燃やし、楽市を設けて自由な経済交流を図り、天下統一を夢見て戦に明け暮れた織田信長。本能寺に斃れるまでの十五年間の言動をありのままに伝える『信長公記』をもとに、現代の鬼才絵師が奔放に描いた魅力的な信長伝。平成九年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞 戦国時代はこちら
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平家語物語
清盛の太政大臣昇進から壇の浦の決戦にいたる平家一門の栄枯盛衰を、無常観を主題に描いた軍記物語の最高傑作―。

水滸伝、三国志などの中国戦記ものを長く手がけてきた巨匠・横山光輝が、中世日本の幕開けを告げる内乱の時代を活写する。平成九年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞。
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徒然草
教養ある者の話し方は…。何かを成し遂げようと思う者は…。すべてに優れていても色事を好まない男は…。自然観、人生観、恋愛観から有職故実にいたるまで、兼好法師がつれづれなるままに綴る随筆文学の傑作。中世の人々の心のありさま、理想をかいま見る。平成九年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞。
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奥の細道
旅を愛し、旅の中に「風雅の誠」を追求してみずからの俳諧を高めようとした松尾芭蕉の「みちのく」の旅の記録。みちのく出身の漫画家矢口高雄が記憶の中の原風景をたどり、数々の名句が生まれる過程、旅路で芭蕉が得た人々との交流を、こまやかな情景描写とともに描き上げる。平成九年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞。

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