頂上には、無造作に一抱え以上の巨石が雑然と並んでいるが、ここの並びには意味はないようだ。
西から東に長い京見山山系では、あちこちに巨石の遺構がある。その中のひとつに「七つ岩」と名付けられた場所がある。広畑の京見町側から京見山へのぼる途中からわずか南に反れた場所で、京見山山系の最南端に当たる。 七つ岩付近に近づくとごろごろと巨石が現われる。
問題は「七つ岩」と看板のある巨石だ。 一見して、「これは何だ!」となる。 見上げるばかりの巨大な石組みである。 構造は二組の石組みから成っている。
山の斜面に巨大な台石を置き、その上に表面を平らに加工した巨石が斜めに乗っている。
斜面の下側から斜めの石を支えるような形で巨石がある
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