ピラミッドはラインで解ける!
京見山の七つ岩

七つ石の側面

七つ石の表面
頂上には、無造作に一抱え以上の巨石が雑然と並んでいるが、ここの並びには意味はないようだ。
西から東に長い京見山山系では、あちこちに巨石の遺構がある。その中のひとつに「七つ岩」と名付けられた場所がある。広畑の京見町側から京見山へのぼる途中からわずか南に反れた場所で、京見山山系の最南端に当たる。
七つ岩付近に近づくとごろごろと巨石が現われる。
問題は「七つ岩」と看板のある巨石だ。
一見して、「これは何だ!」となる。
見上げるばかりの巨大な石組みである。
構造は二組の石組みから成っている。
山の斜面に巨大な台石を置き、その上に表面を平らに加工した巨石が斜めに乗っている。
斜面の下側から斜めの石を支えるような形で巨石がある

その全体の形は家庭の中にある卓上型の鏡台に似ている。卓上型の鏡台は鏡の前で鏡の角度を変えて使用する。その鏡に該当するのが斜めの平らな巨石だ。鏡台に例えれば、鏡面に当たる面を平たく加工してあり、台石からの高さは約三〜四メートル、奥行きは四メートル程度、正面からの横幅は、四メートル程度、その斜面下の台石は更に大きく、幅は五〜六メートルほど、高さは斜面のために測りきれないが相当な高さの巨石である。
これは「鏡石」だろうか?
表面は風化してざらざらしているが製作時はもっと平らだっただろうと想像できる。

奇妙なことはー、
鏡台の鏡に当たる部分が、四十五度の角度で上を向いている。
方向は東南の方向、東南の空を向いているのだ。七つ岩のこの位置は京見山の最南端に当たり、ここから南には海しかない。対手の東南の方向にもここを見下ろせるような山も島もない。
一面、海しか存在しない。
無論、四十五度の上空には空しかないのだ。

(不思議の古代史第2集「謎の亀形方位石」より抜粋)
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